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Amazon.co.jp:墜ちていく僕たち
 そのときわたしはたしか中学生だったか、高校生だったと思う。高校で最初にできた友達と本の趣味が合って、クラスメートとの最初の顔合わせの日から本について話をしたのを覚えているから、たぶん中学生のときだ。
 ともかく、そのころ図書館で見かけた『すべてがFになる』という変な、それでいて妙に語感のいいタイトルにひかれてこの本を手にとって以来、森博嗣の書くものに片っ端から手を出す日々がはじまった。最近は見かけてすぐにとびつく、ということはなくなったけれど、それでも気が向いたら読むということを繰り返している。
 そんななか、数年前に買ったまま放置していたのが『墜ちていく僕たち』だった。今となってはなんで放置していたのかわからないくらい、時間が経っている。それを、読もうという気分になった。天の思し召しかも?
 『墜ちていく僕たち』はミステリ風味と言えなくもないが、別にミステリじゃなくてもいい、そういう感じだ。どちらかといえばごく日常に近いファンタジーで、そうだ、例えば萩尾望都の絵で見たらすごくしっくりきそう、とここまで書いていて思った。
 基盤はたぶん日常、でもそこから墜ちて非日常へGO。
 そこのさじ加減というかバランスで、ミステリにもSFにもファンタジーにもなるのかも。結局、読んでみてのお楽しみ、ってところがある。
 と、話が飛躍してしまったけど、どこかで微妙にリンクする5つのほんの少しだけ不思議なショート・ストーリーで、この本はつくられている。散文的で漫画的な、ゆるくて軽い印象。
 ともかく自分のフィーリングにはまり、書かれている文章のテンポも今のわたしにはちょうどよいのか、ニヤリとしながら読み終えた。
2006.09.16 | Bookshelf: 本棚  
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