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オルセー美術館展
 1999年の夏、父とふたりでオルセー美術館展を見にいった。
 今年が2006年だから、もう、まる7年経っている。
 わたしは高校の2年生で、学校の帰りに制服のまま神戸に行き、父と待ち合わせて展示会がひらかれている神戸市立博物館を訪れたのだった。
 ふたたび神戸市立博物館のオルセー美術館展へと立ち寄ったのは、秋も深まろうとしているこの9月のおわり。土曜日のよく晴れた日で、これは絶対混んでいるにちがいないと思っていたら、まずまず人は入っているもののぎゅうぎゅう詰めというほどでもなくて良い感じ。
 さて訪れるまでは「父と一緒にここに絵を見に来た」というあいまいな記憶しか残っていなかったのに、中に入ってすぐのところで「オルセー美術館展ガイドブック」(100円で売られている)を目にするなり思い出が色づき始めるよう。7年前もこのガイドブックを買ったんだった(今回のは黄色の表紙、7年前のは青い表紙)、しかもいまだに手元にある。忘れていたけど、実家から下宿に持ってきていた手紙や写真の束の中を探ると、ゴッホの「星降る夜」とホーマーの「夏の宵」の絵はがきと一緒に出てきたんである。
 そんな思い出のオルセー美術館展、神戸市立博物館で開催されるのはこれが3度目らしい。くしくも、その2度目と3度目を見ることになったわけだ。今回のガイドブックによれば、3度目の今回が3部作の最後として、3度のオルセー美術館展のまとめとなるそう。
 今回は印象派の画家たち、―ドガ、モネ、マネ、ドニ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ―などを中心にして展開され、よくまとまった構成になっている。そのほかに写真、彫刻、陶器も出品され、なかでも写真のコーナーでアルフレッド・スティーグリッツの「ジョージア・オキーフ」と出会えたのは嬉しい衝撃だった。夏に見にいった東京国立国際美術館の「ばらばらになった身体」で、手だけの登場だったオキーフの、これは顔をうつしだしている。
 モローも1品だけ出ていて(「ガラテア」)、あやしいまでのエロティシズムをただその1品だけでも感じ取ることができた。
 印象派の作品では、小品ながらも有名な作品がちらほら見られ、「アルルのゴッホの部屋」(ゴッホ)や「黄色いキリストのある自画像」(ゴーギャン)を生で見ることができる。筆のタッチまで肉薄して見られるのは、やっぱり本などでは味わえない醍醐味!
 印象派の画家たちでは、とりわけ画家のアトリエや友人の画家を描いた作品のコーナー(第4章:芸術家の生活)がおもしろく、ポスターの「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ」(マネ)もここにある。その当時の画家たちを想像してみることで、楽しいひとときを過ごせた。
 来年の冬までこの展示はやっているので、できれば父といっしょにまた来たい、そして7年前には話せなかったようなことを話してみたいと思う。

【オルセー美術館展】
 2006年9月29日(金)~2007年1月8日(月・祝)
 神戸市立博物館
 開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
 ※金・土曜日及びルミナリエ期間中
 (12月8日~21日)は午後7時まで(入館は午後6時30分まで)
 休館日:12月18日までの毎週月曜日
     2006年12月25日(月)~2007年1月1日(月)
     ただし10月2日(月)・9日(月)は開館
     10月10日(火)休館
2006.09.30 | Art: 芸術  
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