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Amazon.co.jp:カポーティ短篇集
 「カポーティを読もう・キャンペーン」続行中。
 このあいだ図書館で借りてきた5冊のうち、『夜の樹』の次に選んだのがこの『カポーティ短篇集』だった。
 河野一郎が選び、訳した12編が薄い文庫本の中に濃縮されている。『夜の樹』を読む前にこちらを読んだほうが、カポーティへの導入としては良かったかもしれない。
 12編のさいしょにあたる『楽園への小道』が、そのユーモラスさのおかげで、どこか夢のようなカポーティの世界に入っていくのにうってつけだし、その次のヨーロッパ旅行の5編も親しみやすくてすんなり入っていけるのだ。
 かと思えば『夜の樹』にも収められていた『無頭の鷹』のような狂気と正気、夢と現実が錯綜するシュールレアリスム的な作品もあるし、作者の子ども時代を下敷きにした『くららキララ』のような作品もある。
 さまざまなカポーティの作品に触れられ、かつ訳がシンプルなので入り込みやすい1冊となっていた。
 ただ、『無頭の鷹』に関してだけは、『夜の樹』に収められていた滝口直太郎の訳のほうに軍配をあげたい。
2006.10.14 | Bookshelf: 本棚  
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