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Amazon.co.jp:ロレンツォのオイル 命の詩
 実話をもとにした映画。
 5歳の少年、ロレンツォ・オドーネは副腎白質ジストロフィーというきわめてまれな遺伝性の疾患を発症する。それまでの研究では、絶対に助からない……2年のうちに必ず死ぬ、と言われている病気だった。
 ロレンツォの両親であるオーグストとミケーラは、ひとり息子に降りかかった突然の死の宣告とでも言うべき難病に打ちひしがれながらも、医者にも見離された息子を救うために、まったく知識をもたない素人にもかかわらず病気についての研究を始める。

 オーグスト役のニック・ノルティと、ミケーラ役のスーザン・サランドンの演技に鬼気迫るものがあり、見入ってしまった。

 見る人によって、抱く感想や得るものはそれぞれ別にあるだろう。
 感動した、医者の態度に辟易した、親という存在について考えてしまった、などなど。

 それは映画そのものに限った話ではなく、なんにでも言える。
 たとえば「副腎白質ジストロフィー」に対しても。
 親の視点、医者の視点、看護師の視点、当事者の視点。それらはたがいに交錯しあい、ときにぶつかり合う。ある親と別の親での対立があるかと思えば、夫婦のあいだでも意見の対立を見ることもある。医者・科学者の視点は病気の子供をもつ親の視点とはズレが生じている。

 しかし、ズレていることそのものはさほど重要ではない。なぜならズレが存在しているのは当然のことだからだ。
 問題は、いかに知るか。
 これがわたしの視点だ。

 それにしてもロレンツォを救いたいオーグストとミケーラの一心が、この映画の中でたどっていく運命は本当に圧巻だ。オーグスト・オドーネ氏は現在、副腎白質ジストロフィーの進行によって失われたミエリンの修復というプロジェクトに取り組んでいる。

【The Myelin Project:ミエリンプロジェクト】
 http://www.myelin.org/

 多くの人々が夢をかなえられないのは、最初からできっこないとあきらめていることもそのひとつの原因だろう。やらなければ、できるわけがない。しかし、どんなに無謀な道であっても挑戦が活路を開くこともある。
 一歩を踏み出す勇気。歩み続けていく勇気。勇気が勇気を与える。
 オドーネ夫妻が超人的ではなく、ただ人間のひとりとして描かれているのがまた素晴らしい。
2006.03.16 | Movie: 映画  
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