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さがしものはなんですか?
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 美しい風景のなかで、見えたのは過酷な「国死、もとい国試ロード」だった……。あ、なにもしていないのに息切れとめまいがする。

 「サン・ジャックへの道」がどんな映画かなんて、見た人だけが感じられることだ。
 キリスト教の聖地である「サンティアゴ・コンスポテーラ」への巡礼の旅、という文句だけを見れば宗教的でキリスト教の考えが強い映画だと思うかもしれない。
 ある意味で、それは正しいし、それは間違っている。
 宗教的といえばそうなのだけれど、もっと根源的なもの――「人生とは」という問いを、わたしは映画のスクリーンごしに聞いた気がした。
 それに、画面に映し出されるのはキリスト教の巡礼の旅なのに、なぜか「お遍路さん」のイメージが重なる。どちらも詳しくないので、イメージだけで言っているにすぎないのだけれど。
 宗教や人種や、そのほかいろいろなワクを超えて、見えてくるものはなんだろう。

 淡々としているなかに、しみじみとした味わいがあり、見ている間よりも見たあとに「何かが残った」という感じであった。
 わたしの場合、坂道を登る苦しい行程があたかも国試の前の自分のように見えて、思わず「うう」と声にならない悲鳴を心の中でもらしてしまった。
 映し出される画面のなかに、「何を見るか」は人それぞれ。
 きっと、来年見れば、また来年の感想がある。そういう映画だと思った。

【サン・ジャックへの道】
 http://www.saintjacques.jp/
2007.04.30 | Movie: 映画  
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