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Amazon.co.jp:タイタンの妖女
 近未来が舞台のSF。
でも、SFという舞台装置を念入りにつくったうえで、人間と世界に関するなにかを伝えようとしているように見えた。それは、フィリップ.K.ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』でも思ったことなのだけれど。
 たとえば「クロノ・シンクラスティック・インファンディブラム」だとか、地球以外の惑星に住めるだとか、宇宙人の存在だとか、そんな小道具があちこちにちりばめられている。その発想のスケールの大きさにもびっくりするけれども、もっとすごいのはあちこちにちりばめられたスケールの大きな小道具や伏線を、ひとつの物語としてまとめきっているところだ。
 ああ、そうなるのか。
 読んだあと、少し放心してしまった。じつをいえば、読後感はあまり良くない。でも、ずしんとくるものがある。かといって重たく苦しいだけの物語でもなくて、随所にブラックな笑いがひそんでいたりする。
 すごいものを読んだ、そういう感じ。

 よく見ているブログ「幻想の断片」で紹介されていたのと(こちら)、「yom yom vol.1」で爆笑問題の太田 光が取り上げていたのとで、本屋で見かけて買ってしまった。
 「yom yom vol.1」で太田 光が書いていたとおり、たしかに「爆笑問題 太田 光氏 絶賛!」とか書いた黄色いオビがかかっている。うん、オビはちょっとセンスがない。
2007.05.26 | Bookshelf: 本棚  
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