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新潮社:yom yom vol.5新潮社:yom yom vol.6
 パンダにすいよせられて、1年近く。気がつけば yom yom も vol.6 まで発行されていた。
 vol.6 はなぜだかいつもより分厚く、そしていつもより書店での減り方が早くてびっくりしたのだけれど、これは小野不由美さんの『十二国記』シリーズ最新作(丕緒の鳥:ひしょのとり)が掲載されていたから、ということらしい。同じく vol.1 からの yom yom 愛読者で、かつ『十二国記』の愛読者でもある友人が、6年半ぶりの新作だから最後のお楽しみにとっておくんだと言っていたから、ファンには「待望の」といったところだろう。
 わたし自身は『十二国記』を読んだことがなく、最初は独特の振り仮名にびっくりした。中国の歴史ものは、宮城谷昌光さんの小説などで読みなれている、と思っていたが、そういうのとはまた違う。それに、歴史ものかなと思ったらファンタジーのようでもあり、なかなかに幻惑的。
 どうにも振り仮名なしだと読みづらくて、「なんて読むんだっけ?」とページを前後させていたのだが、たったひとつの短編なのに広がりのある世界を感じ、読みづらさを押してでも読んでみたい、と思わせてくれるものがあった。
 それを友人に伝えると、貸してくれるとのことで、いまから楽しみ。
 そして『十二国記』新作に限らず、vol.6 はなんだかラインナップが豪華。
 畠中恵さんの『ひなのちよがみ』は、長崎屋の若だんな・一太郎と手代の兄やたち、さまざまな妖怪が活躍する『しゃばけ』シリーズの一作。このシリーズが大好きなわたしだけど、まさか yom yom に載っているとは思わなかったので、ニンマリとほおがゆるんでしまった。

 vol.6 が豪華すぎて vol.5 のことが霞みがちだけど、こちらもいい。川上弘美さんの『貝殻のある飾り窓』は、まるで雨上がりのような読後感。
 おなじみの作家さんもうまいものだ。どこかで少しつながっているけれども、1つの作品として読むことのできる短編読みきりが掲載され、これはどこでつながっているんだろうと考えるのがひそかな楽しみになっている。
 エッセイも捨てがたい。ゆっくり、ちまちまと読むのが本当に楽しい。
2008.03.04 | Bookshelf: 本棚  
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