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藤田嗣治展
 生と死 静と動
 一瞬を切り取って静かに横たわる肉―生命
 それを食む画家の目と指
 愛 エロス

 藤田嗣治の視線は対象物の奥底まで深くもぐりこみ、対象物を絵筆でもってあらわにする。
 ただ見えるものを見るのではない。
 見えるものを見えるままに写真のように画面に再構築するなら、写真を撮ればいいのである。
 フジタの目はただ見えるものを見るのではなく、見えるものの核心、あるいは魂をとらえようとするかのようだと思った。
 しかし、その指がひとたび絵筆を執って画面をつくりあげていくとき、そこにあるものの根底にはなぜか静けさが漂う。今にも動き出しそうな前の、その一瞬前の静けさ。

 生命とそれを包む肉体というものが切り取られて絵という皿に乗せられ見るものへと供されるとき、それは食事をするときのような、肉体を食むような、根源的なエロスを含んでいるように感じた。

【生誕120年 藤田嗣治展】
2006年5月30日(火)~7月23日(日)
京都国立近代美術館
入場時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
夜間開館:金曜日は午後8時まで(入館は午後7時30分まで)
休館日:月曜日 (ただし7/17は開館し、翌7/18は休館)
2006.06.03 | Art: 芸術  
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